篠島のお正月の風景その2です。
1月3日・4日に行なわれる大名行列の様子です。
撮影日:2001年1月3・4日 場所:前浜(海水浴場) |
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【おわたりさまと大名行列】 篠島には神社が2つあり(八王子社・神明社)、男の神様と女の神様が奉られています。 まず、1月3日の夜6時ごろ男の神様(八王子社)が女の神様(神明社)のもとへ訪ねて行きます。 このことを「おわたりさま」と呼んでいます。 このとき絶対にご神体「オジンジキ様」を見てはならないということで、この間30分弱、島中の電気が消され、外出も禁止となります。 |
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神明社で一夜を明かした神様は、翌日4日の日中に八王子社へ帰ります。 このとき、島の小中学生・若い衆・厄才還暦の人たちはご神体のお帰りの警護のため、それぞれの役割ごとの衣装をまとい、行列をつくって「やっこ」と呼ばれる踊りを踊りながらお供します。 |
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行列に参加している人たちはみんなそれぞれに墨などでひげを書いたりします。 衣装はとても色鮮やかで、本番の4日になると大勢のカメラを抱えたお客様が訪れます。 |
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ご神体が八王子社直下の浜へ到着し、台に載せられると、その年の厄才の人たちが厄落としのため、お祓いを受けたモチの木「御棚木(オタナギ)様」をみんなで引き回しながら海へ流します。 | |
無事に厄払いの行事が終わったのを見届けて「オジンジキ様」は八王子社の神殿へと安置されます。 |
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